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サーマルリサイクル

サーマルリサイクルとはゴミを燃やす時に発生する熱エネルギーを回収して、再利用する事をいいます。ゴミをただ燃やすだけでは二酸化炭素を発生させたり、低温で燃焼させている場合にはダイオキシンなどの有毒ガスも発生してしまいます。

また燃やす事の出来ないゴミは埋め立て地に埋めるだけで、プラスティックなどは土へと帰る事はありません。これでは埋め立て地がいくらあっても足りない事になってしまいます。元々四方を海で囲まれていて、内部に山岳部の多い日本では埋め立て地として利用出来る土地も少なく、海を埋め立てると海水汚染が進んでしまいます。

そこで日本ではまずリデュース、リユース、マテリアルリサイクルの順に行って、それでも処分出来ないゴミをサーマルリサイクルとして利用します。特にプラスティック製品は色々なものにリサイクルされますが、それでも再利用出来ない廃プラスティックが発生してしまいます。ところが廃プラスティックとは元々が純石油製品ですので、石油や石炭と同じレベルの発熱量を持っているのです。

この発熱した時のエネルギーを回収してサーマルリサイクルとして利用しているのです。日本ではサーマルリサイクルで発生した熱エネルギーは温水の熱源として利用されたり、冷暖房のエネルギーとして利用されたりしています。また火力発電所では発電タービンを回す燃料として使われています。サーマルリサイクルでは少なからず二酸化炭素は発生し、地球温暖化への影響が出てしまいます。

しかしその分埋め立て地を減らす事が出来、そこから発生する有毒ガスを減らす事が可能です。日本ではこれまで埋め立てられていた大量のプラスティックゴミが存在しています。これを減らす事でゴミで埋まっていた土地を人間の生活に役立つ土地へと生まれ変わらせる事が出来ます。これもリサイクルですね。新しいクリーンエネルギーが出来るまでサーマルリサイクルで発生した熱エネルギーは新エネルギーとして注目出来るのではないでしょうか?